準決勝第1試合、GIFU ASAHI BLUE BEES 対 コカ・コーラ レッドスパークスの一戦は、コカ・コーラのセンターパスにより開始された。立ち上がりは互いに中盤での主導権争いが続き、12分にはコカ・コーラがPCを獲得。しかしGIFU ASAHIの堅い守備に阻まれ得点には至らなかった。GIFU ASAHIもカウンターから相手陣内に攻め込む場面をつくるが、決定機まで持ち込むことはできず、0-0のまま第1Qを終える。 第2Q開始直後の17分、試合が動く。コカ・コーラはサークル内で生じたこぼれ球に反応した#8 小早川がプッシュで押し込み、先制点を挙げる。21分には相手のビハインドFHを中央でカットし、素早く縦に2本パスを繋ぐと、ゴール前でGKと1対1となった#7 品玉が力強いプッシュシュートで押し込み、0–2とリードを広げた。GIFU ASAHI は守備からの粘りで前線へボールを運ぶが、最後の局面でシュートに繋げられず、前半を0–2で折り返した。 第3Qもコカ・コーラが優勢を維持し、テンポ良く攻撃を展開。サークル侵入を重ねながら追加点を狙う。37分、コカ・コーラはPCを獲得すると、#24 浦田が落ち着いてフリックシュートを決め、0–3とさらに点差を広げた。 最終の第4Q、GIFU ASAHIは前掛かりに得点を狙い、攻撃のギアを上げる。一方のコカ・コーラは47分、細やかなパスワークで守備の薄くなったサークル内へ打ち込み、こぼれ球に反応した#17 大塚が力強いヒットシュートを叩き込み、0–4とリードを広げる。54分にはGIFU ASAHIが右サイドからの鋭いドリブル突破からチャンスを作り、#9 鳥山が折り返しにタッチで合わせて1–4と一矢を報いた。 その後も両チームが激しい攻防を繰り広げたが、スコアは動かず試合終了。コカ・コーラ レッドスパークスが1–4で勝利し、明日の決勝戦進出を決めた。

2Q 2分 FG 小早川 志穂(1-0)

2Q 6分 FG 品玉 結生(2-0)

3Q 7分 PC 浦田 果菜(3-0)

4Q 2分 FG 大塚 美季(4-0)

4Q 9分 FG GIFU ASAHI BLUE BEES(4-1)