１Q

12月の全日本選手権に出場するためには、絶対に負けられない試合が始まった。開始早々No.19河村から積極的にぎふ朝日(※以下『相手』)にプレッシャーをかける。

相手の出方を見極めるためNo.3錦織が中心となりボールコントロールをし、No.16松本No.2藤林が相手をはずしながら前線へボールを配給する。

試合が動いたのは11分、PCを取得しパスNo.6大田、ストップNo.14的場、シューターNo.4浅井によるストレートヒットを決め、今大会の先制点をあげた。1Qを1-0とする

 

２Q

もちろん追加点の欲しいレッドスパークス。しかし慎重に攻めあがる戦略は変えずにじわじわと相手陣地に攻めあがる。ペースを変えながら相手サークル内へ侵入し、PC取得やフィールドシュートを打ち続ける。

そんな中５分、右からのNo.19河村の強烈なクロスボールは相手GKにクリアされてしまうが、そのまま左に流れたボールをNo.16松本がすかさず拾い、すぐさまゴール前にポジションを取り直したNo,19河村へパス。No,19河村は３人の相手に囲まれながらも低姿勢によりタッチシュートを合わせ2点目をあげる。2-0で折り返し、後半戦へとつなぐ。

３Q

２点リードのレッドスパークス。相手GKは過去２回オリンピックを経験した選手なだけに油断をすると得点は止まる事も予想された。追加点を狙う事が絶対条件の3Qが始まる。

６分、右サークル前でNo.18尾本が相手にボールを取られかけるが、しっかりとキープしサークルイン。ベースラインをドリブルの末、ゴール前シュートポジションを取ったNo.22森へ。一瞬パスがずれたと思われたがそのままリバースサイドへボールポジションを調整し、リバースシュートを放ち３点目をあげる。

続いて左サイドから９分、鼻の骨折に伴いフェイスガードを装着をし今大会出場のNo.11辻井がベースラインでボールを受けそのままスティックのリバースサイドでドリブルしサークルイン、相手GKを引き出した後ゴール前へボールを流し、No.18尾本、No.15佐藤をダミーとし、最終No.17山田がプッシュシュートを決め４点目。追加点をあげ4-0とし最終4Qへ。

 

４Q

まだ勝利を確信するには早いと言わんばかりに、しっかりと試合展開を優勢に進め、「ここ」という場面を作り上げ攻めるスタイルは変えることのないレッドスパークス。

８分、PCを取得しパスNo.6大田、ストップNo.7三橋、シューターNo.16松本による強烈なスイープストレートシュートを決め5点目。

11分25Mラインセンターより、No.6大田がサークルへショートヒットでパス。それをサークルトップでNo.18尾本がスルーしベースラインギリギリのNo.22森がレシーブ、体勢を崩しながらも、すかさずゴール前に俊足で走りこんだNo.19河村にスライディングタッチシュートを合わせ6点目。

試合終了間際14分、25M手前左側でNo.11辻井が相手のボールを奪い、No.22森、No.15佐藤が早いパス回しでサークルイン、No.15佐藤の正確なリバースクロスボールをゴール前でNo.18尾本が相手GKを外しタッチシュートを決める。スコアを7-0とし今大会初戦、準々決勝を勝利で納めた。なお、この勝利により社会人大会ベスト４が確定。12月に行われる全日本選手権の出場権を獲得した。

1Q　11分 　コカ･コーラレッドスパークス（1-0）

2Q　5分　　コカ･コーラレッドスパークス（2-0）

3Q　6分　　コカ･コーラレッドスパークス（3-0）

3Q　9分　　コカ･コーラレッドスパークス（4-0）

4Q　8分　　コカ･コーラレッドスパークス（5-0）

4Q　11分　 コカ･コーラレッドスパークス（6-0）

4Q　14分　 コカ･コーラレッドスパークス（7-0）