第40回全日本社会人ホッケー選手権大会の決勝戦はソニーHC BRAVIA Ladiesとの対戦。

【第1Q】コカ·コーラレッドスパークスのセンターパスで試合が開始された。
3分、ソニーに中盤から前線の選手へ1本パスを通され、ドリブルでサークル内に攻め込まれたレッドスパークスはペナルティーコーナー（PC）を与えてしまう。相手のヒットシュートをレッドスパークスの守備陣が止め守り切る。
それからもソニーの速いプレッシャーに思うようにプレーができないレッドスパークス。
5分、ソニーの速攻。ヒットシュートを打たれるが、No.12 GK中村が落ち着いて止める。
その直後、自陣から抜け出せずソニーに攻撃を許したレッドスパークスはリバースヒットシュートを決められ失点をしてしまう。
追いかける形となったレッドスパークスは8分、ロングコーナーからパスを繋ぎ、No.11 辻井がドリブルでゴールを目指すが、シュートまで行くことができない。
10分、ソニーのPC。一番騎のNo.7 三橋が相手のシュートを完璧に止める。

【第2Q】第2クォーターに入ってもなかなか自分たちのペースを作ることができないレッドスパークス。パスを繋いでサークル内に攻め込もうと試みるが、ソニーの堅いDFに阻まれチャンスを作ることができない。
しばらく守備の時間帯が続いたレッドスパークスだが、8分、相手のアウトレットからボールを奪ったNo.4 浅井がドリブルで相手を交わし、サークル内にクロスボールを入れるが、味方には繋がらず。
13分、サークル付近のリスタートからNo.6 大田がゴール前に強打を入れ、No.7 三橋、No.19 河村が飛び込むが、あと一歩のところで合わせることができない。
終了間際、左サイドでNo.8 田中からパスを受けたNo.13 加藤がゴール前のNo.11 辻井をめがけてパス。辻井が反則を奪い、PCを獲得する。No.4 浅井のスイープヒットシュートで得点を狙うが、相手ゴールキーパーにクリアされ得点とはならない。1点ビハインドで前半を折り返す。

【第3Q】立ち上がりからソニーに攻め込まれるレッドスパークスは2分、自陣サークル付近でのレシーブミスから相手にボールを奪われ、リバースヒットシュートを打たれるが枠外。
3分、ソニーのPC。No.12 GK中村が2度シュートを好セーブするも3度目のシュートがネットを揺らし、痛恨の2失点目。
その後もソニーの勢いのある攻撃に我慢の時間が続く。
12分、アウトレットから攻撃を組み立てたレッドスパークスはNo.9 江村、No.13 加藤がドリブルで突破しPCを獲得する。No.3 錦織がスイープヒットシュートで狙い、そのリバウンドをNo.9 江村が打つが決まらず。
14分、ロングコーナーからサークルに侵入したレッドスパークスはNo.11 辻井がヒットシュートで狙うが、枠を捉えることができない。

【第4Q】2点を追いかけるレッドスパークスはまず1点を目指し相手陣地に攻め込む。
1分、左サイドからNo.7 三橋がリバースヒットでクロスボールを入れ、No.5 金藤が反則を取りPCを獲得する。
ここで決めたいレッドスパークスはNo.4 浅井がスイープヒットシュートで得点を狙うが相手ゴールキーパーに阻まれる。それから相手陣地でプレーを続けるが、チャンスを作ることができない。
その後、しばらく中盤での攻防が続く。
13分、ソニーにPCを与えてしまうが、レッドスパークスの守備陣はこれ以上の失点を許さない。
最後まで粘りを見せるレッドスパークスだが、試合終了のホーンがなり、結果、0－2でソニーに敗戦し、今大会を準優勝という成績で終えた。

1Q　5分　ソニーHC BRAVIA Ladies（0－1）

3Q　3分　ソニーHC BRAVIA Ladies（0－2）