国民体育大会の出場権をかけて島根県との決勝戦に挑む。
島根県のセンターパスにより試合が開始される。
立ち上がりから勢いよく相手陣地に攻め込む広島県は8分、右サイド23M内のリスタートからNo.17 辻井がNo.11 笠原へと繋げ、ヒットシュート。キーパーが弾いたボールをレシーブしたNo.18 佐藤が反則を取り、ペナルティーコーナー(PC)を獲得する。No.16 藤井が得意のドラッグシュートでゴールを狙うが、島根県のDFに阻まれてしまう。
試合が動いたのは10分。サークル内でのこぼれ球をNo.13 加藤がレシーブし、リバースプッシュシュート。そのリバウンドをNo.17 辻井が押し込み、広島県が先制点をあげる。
21分、広島県のPC。アゲインの2本目でNo.16 藤井がドラッグシュートを直接決め、追加点を奪う。
それからも広島県の攻撃が続く。24分、左サイドで組み立てサークルに侵入した広島県はNo.18 佐藤のパスにNo.9 山田がダイレクトで合わせ、3点目。
続く26分、No.10 湯田がスピードのあるドリブルで突破し、湯田からのパスをNo.9 山田がタッチで角度を変え、連続得点をあげる。そのまま前半を4-0で折り返す。
開始早々、左サイドから攻め込んだ広島県はNo.17 辻井がエンドライン際をドリブル突破。パスを受けたNo.18 佐藤がプッシュシュートを打った後、PCを獲得する。バリエーションを使って得点を狙う広島県だが、惜しくもポストに弾かれ得点とはならない。
4分、ロングコーナーからNo.9 山田、No.3 西田、No.18 佐藤が上手くパスを繋ぎ、佐藤が右下にヒットシュートを決め、さらに相手を突き放す。
9分、右サイド23M内でNo.8 中尾 がサークル内へセンタリングを放ち、それをNo.11 笠原がダイレクトシュートで豪快に決め、6点目。
その後も試合を優勢に進め攻撃を続ける広島県だが、相手GKを中心とした好セーブに阻まれ、チャンスで決めきることができず時間だけが過ぎていく。
そして、試合終了間際の69分、PCを獲得した広島県はNo.16 藤井のドラッグシュートにNo.13 加藤が見事なリバースタッチシュートで合わせ、得点。
そのまま試合は終了し、広島県は7-0で島根県に勝利。この結果により広島県は中国ブロック代表として10月に愛媛県で行われる国民体育大会の出場権を獲得した。
前半 10分 広島県成年女子(1-0)
得点 No.17 辻井紫歩
アシスト No.13 加藤彰子
前半 21分 広島県成年女子(2-0)
得点 No.16 藤井美沙
アシスト No.10 湯田葉月
前半 24分 広島県成年女子(3-0)
得点 No.9 山田明季
アシスト No.18 佐藤圭
前半 26分 広島県成年女子(4-0)
得点 No.9 山田明季
アシスト No.10 湯田葉月
後半 4分 広島県成年女子(5-0)
得点 No.18 佐藤圭
アシスト No.3 西田奈央
後半 9分 広島県成年女子(6-0)
得点 No.11 笠原佳乃
アシスト No.8 中尾明日香
後半 34分 広島県成年女子(7-0)
得点 No.13 加藤彰子
アシスト No.16 藤井美沙