第38回全日本社会人ホッケー選手権大会の決勝は南都銀行SHOOTING STARSとの対戦。
【前半】南都銀行のセンターパスで試合が開始された。
立ち上がり、南都銀行の積極的な攻撃に少し押され気味のレッドスパークスは、3分、ヒットシュートを打たれるが、No.12 GK菅原が落ち着いてクリアする。
その直後、自陣23M付近で相手からボールを奪ったNo.11 笠原が一気にドリブルで相手陣地へと攻め込み、ペナルティーコーナー(PC)を獲得する。アゲインを含めた2本の得点チャンスは、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。
逆に7分、9分と南都銀行にPCを与えてしまったレッドスパークスだが、徹底した守備で南都銀行の攻撃を阻止。
その後もしばらく互角の戦いが繰り広げられていたが、20分、南都銀行に左サイドからドリブル突破を許し、角度の浅いところからプッシュシュートを決められ、失点する。
追いかける形となったレッドスパークスは、30分、PCを獲得し、バリエーションから得点を狙ったが、合わせることができず。
1点ビハインドで前半を終了。
【後半】5分、右サイドから攻撃をしかけたレッドスパークスは、PCのチャンスを獲得。ここで決めて追いつきたいところだが、No.4 浅井のスイープヒットシュートは相手DFのクリアにより、決まらず。
10分、再びレッドスパークスのPC。No.18 藤井がドラッグシュートで左下を狙ったが、相手GKが見事な反応をみせ、得点を奪うことができない。
なんとしてでも追いつきたいレッドスパークスだが、なかなか攻めきれない時間帯が続く。
32分、左サイド23M内からNo.7 三橋が打ったボールがゴール前を通り、チャンスボールとなったが、誰も反応することができない。
そして、終了のホーンがなり、南都銀行の堅い守備を崩すことができなかったレッドスパークスは0-1で敗戦。2年ぶりの優勝を逃し、今大会を準優勝という結果で終えた。