第38回全日本社会人ホッケー選手権大会の準決勝はグラクソ・スミスクラインOrange Unitedとの対戦。

【前半】CCWレッドスパークスのセンターパスで試合が開始された。
試合が動いたのは6分、左サイド23M内のリスタートでNo.4 浅井が5ｍドリブルした後すぐにサークルにめがけて打ち込むと、サークル内でリードしたNo.7 三橋がフォアタッチで合わせ、先制点を決める。
その直後にペナルティーコーナー（PC）を獲得したレッドスパークスは、No.18 藤井がドラッグシュートで得点を狙うが、キーパーに阻止されてしまう。
そして、12分、相手のアウトレットからボールを奪ったレッドスパークスは、No.5 西村のクロスボールにNo.9 新井がタッチで角度を変え、2点目。
14分にグラクソにアゲインを含め、2本のPCを与えてしまうが、落ち着いてクリアする。
そのまま前半が終了するかと思われた33分、No.8 小野からロングパスを受けたNo.19 金藤がサークルに入ってすぐさまリバースヒットシュート。それが左下に決まり、レッドスパークスが3点リードで前半を折り返した。

【後半】後半はうって変わって激しい攻防戦が繰り広げられる。
7分、グラクソにセンターから突破を許し、一度はNo.12 GK菅原がシュートを防ぐが、リバウンドでリバースヒットからタッチシュートを決められ、失点。
その2分後、左サイドから攻撃をしかけたレッドスパークスは、No.3 西田のタッチシュートのこぼれ球をNo.13 加藤が押し込んで1点返す。しかし、12分、グラクソのPC。またしてもタッチシュートを決められ、2失点目。
その後も点の取り合いが続く。
20分、No.13 加藤の空間パスで抜け出たNo.5 西村がリバースヒットシュートを放ち、キーパーの弾いたボールをNo.9 新井が落ち着いて決め、5点目。
その直後、サークル内から相手がクリアしたボールをレシーブしたNo.3 西田が、No.10 湯田へと繋げ、最後にNo.11 笠原がタッチシュートで決め、レッドスパークスが立て続けに得点する。
それもつかの間、右サイドから攻撃を許したレッドスパークスは、グラクソにプッシュシュートを決められてしまう。
めまぐるしい展開となった一戦は、結果、6-3でグラクソに勝利したレッドスパークスが決勝進出を決めた。
決勝は反対ブロックの準決勝を勝ち上がった南都銀行SHOOTING STARSとの対戦となった。

前半　 6分　CCWレッドスパークス（1－0）
得点　No.7　三橋亜記
アシスト　No.4　浅井悠由　

前半　 12分　CCWレッドスパークス（2－0）
得点　No.9　新井麻月
アシスト　No.5　西村綾加

前半　 33分　CCWレッドスパークス（3－0）
得点　No.19　金藤祥子
アシスト　No.8　小野真由美　

後半　 7分　グラクソ・スミスクラインOrange United（3－1）
 

後半　 9分　CCWレッドスパークス（4－1）
得点　No.13　加藤彰子
アシスト　No.3　西田奈央　
  

後半　 12分　グラクソ・スミスクラインOrange United（4－2）

後半　 20分　CCWレッドスパークス（5－2）
得点　No.9　新井麻月
アシスト　No.5　西村綾加　

後半　 21分　CCWレッドスパークス（6－2）
得点　No.11　笠原佳乃
アシスト　No.10　湯田葉月　

後半　 22分　グラクソ・スミスクラインOrange United（6－3）