第76回全日本女子ホッケー選手権大会 準決勝の対戦相手は南都銀行SHOOTING STARS。

 

【1Q】CCWレッドスパークスのセンターパスにより試合が開始された。立ち上がりから両者の激しい攻防が展開される。6分、南都銀行にペナルティーコーナー（PC）を与えてしまったレッドスパークスは落ち着いた守備で失点を許さない。

レッドスパークスはNo.8小野のロングボールで前線のFWへとボールを繋ぐ。14分、レッドスパークスのPC。しかし、得点を決めることができない。両者一歩も譲らず、0-0で1Qを終える。

 

【2Q】2分、レッドスパークスのPCのチャンス。No.6大田のパッサー返しで得点を狙ったレッドスパークスだが、キーパーに阻まれ得点とはならず。

7分、No.9新井の果敢なプレスからサークル内に侵入。粘りあるプレーでシュートまでいくが、決めきることができない。

直後、左サイドから南都銀行に突破されたレッドスパークスは、サークル内の選手にパスを許し、リバースヒットシュートを打たれるが、No.1GK吉川が落ち着いてクリアする。

2Qも点は動くことなく、終了。

 

【3Q】後半に入っても緊迫した雰囲気で試合が進む。3分、レッドスパークスがPCのチャンスを獲得するが、南都銀行の堅い守備に阻まれ、先制のチャンスを逃す。その後、しばらく中盤での攻防が続く。

11分、右サイドからNo.4浅井がゴール前へとチャンスボールを通すが、誰も合わせることができない。

両者無得点のまま、勝負は4Qへ。

 

【4Q】5分、左サイドからNo.13加藤がドリブルでサークル内へと侵入。No.10湯田が加藤からのパスをダイレクトで打ち、そのボールをNo.5西村が体勢を崩しながらもタッチし、レッドスパークスが待望の先制点をあげる。

得点後、勢いにのるレッドスパークスは猛攻をかける。

9分、10分とPCを獲得したレッドスパークスは、No.4浅井からのボールにNo.19金藤がフォアタッチで合わせ、2点差と突き放す。

しかし、試合終了間際に南都銀行にPCを与えてしまったレッドスパークスは、リバースタッチシュートを決められ、失点。

最後まで緊迫した状況が続いた試合は、2-1でレッドスパークスが勝利し、決勝進出を決めた。

決勝はグラクソ・スミスクラインOrange Unitedに勝利したソニーHC BRAVIA Ladiesとの対戦となる。

4Q　 5分　CCWレッドスパークス（1－0）
得点　No.5　西村綾加

アシスト No.10  湯田葉月

 

4Q　 10分　CCWレッドスパークス（2－0）
得点　No.19　金藤祥子

アシスト　No.4　浅井悠由

 

4Q　 14分　南都銀行SHOOTING STARS（2－1）