第37回全日本社会人ホッケー選手権大会の準決勝はグラクソ・スミスクラインOrange Unitedとの対戦。

グラクソ戦が行われたコートは普段練習している人工芝とは少し違い、芝の丈が長くチップが入っているコートで行われた。

【前半】グラクソ・スミスクラインのセンターパスで試合が開始された。開始早々、CCWレッドスパークスが勢いよく相手陣地に攻め込む。
1分、左のエンドラインからサークルへと入ったレッドスパークスは、No.13加藤からパスを受けたNo.7三橋がヒットシュートを放つが、相手に阻まれ得点とはならない。

直後にもNo.10湯田がリバースヒットシュートを放つもゴールを割ることができず。

レッドスパークスのペースで試合が進む中、12分、相手のクリアボールをレシーブしたNo.14齋藤がサークル内へボールを入れると、No.9新井がNo.5西村へと繋げ、プッシュシュートを落ち着いて決め、待望の先制点を決める。

そして、20分、No.4浅井がサークル内でリードしたNo.13加藤にパスを合わせ、ヒットシュート。

そのこぼれ玉をNo.7三橋が倒れこみながら押し込み、追加点をあげる。

レッドスパークスが2点リードで、前半が終了。

 

【後半】前半同様に自分たちのペースで試合を進める。

しかし、3分、グラクソにペナルティーコーナー（PC）を与えてしまったレッドスパークスは、ドラッグシュートを右隅に決められ、失点する。

反撃に出るレッドスパークスは3分後、左サイドでボールを受けたNo.19金藤がヒットシュートを放ち、そのリバウンドを再び、No.7三橋が決め、3-1とする。

ボールスピードが落ちてしまう人工芝で、スクープや低空パスで組み立てて攻めるレッドスパークスだが、なかなか追加点を決めることができない。

お互いに攻防が続いたが、そのまま得点は動くことなく、3-1で試合は終了。

決勝に勝ち進んだレッドスパークスは、ソニーHC BLAVIA Ladiesと優勝をかけて戦うこととなった。

前半　12分　CCWレッドスパークス（1－0）
得点　No.5　西村綾加
アシスト　No.9　新井麻月

前半　21分　CCWレッドスパークス（2－0）
得点　No.7　三橋亜記
アシスト　No.13　加藤彰子

後半　3分　グラクソ・スミスクラインOrange United（2－1）

後半　6分　CCWレッドスパークス（3－1）
得点　No.7　三橋亜記
アシスト　No.19　金藤祥子