高円宮牌2012女子日本リーグ　大会3日目の対戦相手は天理大学ﾍﾞｱｰｽﾞ。

 

炎天下の中、天理大学のｾﾝﾀｰﾊﾟｽで試合が開始された。

 

開始早々ﾍﾟﾅﾙﾃｨｰｺｰﾅｰ(PC)を取得するﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽだが、相手のDFに阻まれ決めることが出来ない。

 

試合はﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽが早いﾊﾟｽ回しからｹﾞｰﾑを組み立て、攻撃を仕掛けPCを取るが決まらない。

 

そうなると、相手もｶｳﾝﾀｰからの早い攻撃でﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽ陣内に襲い掛かるが、№2朴の安定した守備で攻撃を塞いだ。

 

前半13分、№7三橋が右ｻｲﾄﾞから持ち味のｽﾋﾟｰﾄﾞ生かしﾄﾞﾘﾌﾞﾙで敵陣に入ると、ｻｰｸﾙﾄｯﾌﾟにいた№21岩尾にﾊﾟｽ。岩尾はそのまま左を向きﾘﾊﾞｰｽｼｭｰﾄを放つとｺﾞｰﾙに吸い込まれるかのように決まり先制点を挙げた。

 

その3分後には、№7三橋がｻｰｸﾙをえぐるﾄﾞﾘﾌﾞﾙから折返し目にｻｰｸﾙ中央にﾊﾟｽ。混戦の中から、№21岩尾がﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞﾀｯﾁｼｭｰﾄをｺﾞｰﾙ右上に決め2点目を挙げた。

 

さらに3分後には、またも№7三橋が混戦から抜け出し、ｻｰｸﾙ中央にいた№21岩尾にﾊﾟｽ。１度ｼｭｰﾄはGKに防がれたが、自らﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞでﾎﾞｰﾙを押し込み、3点目とﾊｯﾄﾄﾘｯｸを達成した。

 

ﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽはその後もDFﾗｲﾝを押し上げながら、攻撃を仕掛けた。

 

攻撃の中で、PCを何度かとるが決まらず、追加点を奪えない。

 

前半27分には、混戦しているｺﾞｰﾙ前を抜けてきたﾎﾞｰﾙが№5西村の前にこぼれてきた。それを落ち着いて確実に決め、4点目を挙げた。

 

すると、天理大学はｶｳﾝﾀｰからｽﾋﾟｰﾄﾞある攻撃で仕掛けてくるも、№2朴が安定した守備を見せ、攻撃を阻止した。

 

ﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽは、果敢に相手陣内に攻め込みｼｭｰﾄを打ち、PCからもｼｭｰﾄを打つが、決まらない場面が続いた。

すると、ﾌｧﾜｰﾄﾞが決めれないのならばと言わんばかりに、№2朴は相手のﾊﾟｽをｲﾝﾀｰｾﾌﾟﾄすると、緩急あるﾄﾞﾘﾌﾞﾙで相手を抜き去ると、一気に60ﾔｰﾄﾞほど駆け上がり、相手陣内に襲い掛かり、ﾗｽﾄﾊﾟｽを送り、相手の反則を誘った。

 

前半は結局4-0で終えた。

 

後半に入っても敵陣に攻め込む試合展開は変わらない。

 

後半15分、№9新井がｻｰｸﾙﾄｯﾌﾟからﾘﾊﾞｰｽｼｭｰﾄを放つと、逆ｻｲﾄﾞから№16金が滑り込みながら、体ごとｺﾞｰﾙに入るﾀｯﾁｼｭｰﾄを決めた。

 

点がやっと入り、さらに攻撃にｽﾋﾟｰﾄﾞが増したﾚｯﾄﾞｽﾊﾟｰｸｽ。

 

ﾀﾞｲﾚｸﾄﾊﾟｽが繋がり、最後は№11駒澤が決めた。

 

その4分後には、ｻｰｸﾙﾄｯﾌﾟから№21岩尾がﾄﾞﾘﾌﾞﾙで進入。左ｻｲﾄﾞにいた№11駒澤にﾊﾟｽを送ると、狙いを定めたかのように、ｸﾛｽﾎﾞｰﾙをｺﾞｰﾙ前にいれ、№13加藤が飛び込みﾀｯﾁｼｭｰﾄを決め7点目。

 

残り時間2分、№18李が早いﾘｽﾀｰﾄからｺﾞｰﾙ前にﾎﾞｰﾙを入れﾀｯﾁｼｭｰﾄを狙うが、相手のGKが弾く。それを№7三橋が倒れこみながらｼｭｰﾄを放った。そのﾎﾞｰﾙは、GKが横に倒れこんだ上を超えてｺﾞｰﾙの中に吸い込まれ、8点目を決めた。

 

結局後半も4点をあげ、ﾄｰﾀﾙ8-0で試合を終えた。

前半１３分　CCWレッドスパークス　（１－０）
　　　　　　　　得点　№２１　岩尾　幸美
　　　　　　アシスト　№７　　三橋　亜記

 

前半１６分　CCWレッドスパークス　（２－０）
　　　　　　　　得点　№２１　岩尾　幸美
　　　　　　アシスト　№７　　三橋　亜記

 

前半１９分　CCWレッドスパークス　（３－０）
　　　　　　　　得点　№２１　岩尾　幸美
　　　　　　アシスト　№７　　三橋　亜記

 

前半２７分　CCWレッドスパークス　（４－０）
　　　　　　　　得点　№５　　西村　綾加
　　　　　　アシスト　№１３　加藤　彰子

 

後半１５分　CCWレッドスパークス　（５－０）
　　　　　　　　得点　№１６　金　美善
　　　　　　アシスト　№９　　新井　麻月

 

後半２４分　CCWレッドスパークス　（６－０）
　　　　　　　　得点　№１１　駒澤　李佳
　　　　　　アシスト　№２１　岩尾　幸美

 

後半２８分　CCWレッドスパークス　（７－０）
　　　　　　　　得点　№１３　加藤　彰子
　　　　　　アシスト　№１１　駒澤　李佳

 

後半３３分　CCWレッドスパークス　（８－０）
　　　　　　　　得点　№７　　三橋　亜記