「2009年度を振り返って」
今年のレッドスパークスホッケーは、ハイスピード・ハイパワーのホッケーをもとに徹底した組織的なプレイを展開することを目標としてチームづくりをしてまいりました。
日本リーグを通じてチームの戦略・戦術を個々人が理解し、ゲーム中には個々人が場面場面で応用をするようになりました。最後の最後まで昨年の女王のソニーを苦しめ、手答えのある二位で終わりました。
しかし、社会人大会、国民体育大会ではチーム全体が持っている力を完全に出し切れずにペナルティストローク戦で負け、両方の大会は、3位に終わりました。
今年の最後の大会であった全日本選手権大会では、シンプルホッケーをこころがけ、いままで勝つことができなかった山梨学院大学に3:0で快勝することができ、南都銀行にも3:0、予選最後のゲームは苦戦をしながらも立命館大学に2:1の逆転勝ちをすることができました。
ソニーとの決勝戦は、相手チームより足りなかった点は一つだけでした。
リスクマネージメントです。一瞬のすきを狙われ決勝点を与えてしまったことは、今後のこの若いチームの大きな課題でもあります。
しかし、試合終始、自分たちのペースでゲームコントロールができたことはチームにとって、個々人にとって来年のシーズンに向けて大きな経験になったはずです。
レッドスパークスホッケーは常に変化をもとめ、見る人々に感動とホッケーの楽しみを伝えることを目指しています。来年は、さらに強くなったレッドスパークスを期待してください。絶対に優勝をし、優勝の喜びを皆様とわかちあえるように頑張ってまいります。
今後ともご声援、ご支援宜しくお願い申し上げます。
本年度は誠にありがとうございました。
柳 承辰